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スタッフのかねやまです。

”ミスター・トイレ”

という方をご存知ですか？

ミスター・トイレとは

ジャック・シムというシンガポールの方で

40歳を機に実業家から社会起業家に転身

「全ての人がいつでも、どこでも、

清潔で安全なトイレを使えるようにする」

という目標を掲げ

世界トイレ機構（WTO）を立ち上げ

世界トイレの日（11月19日）」制定にも

かかわっておられる

世界のトイレ問題解決に全力で取り組まれている方です。

これまでに世界に25億個のトイレ設置

を推進するなど、トイレの普及に尽力しておられます。

私たちはトイレがあるのが当たり前の生活をしていますが

世界は約３人に１人がトイレのない生活をしている

と言われています。

トイレがない生活が引き起こす問題

どんなことがあると思いますか？

まず衛生的な問題が思い浮かんだと思います。

外での排泄により、病気の原因となる菌が

人の手、虫、川の水、地面を介して

人の体内に入り下痢をはじめ様々な病気を引き起こします。

そして、時に命を奪うことも。

そしてもう一つ、安全と安心の問題があります。

人に見られながら用を足すというのは

気持ちがいいことではないです。

特に女性や子供はいやがらせや暴行を受ける危険があります。

私たちにとっては扉があり

水で流せ、すぐ手が洗える

衛生的なトイレがあるのが当たり前ですが

その環境がない方が世界に沢山いる。

世界中の安心安全なトイレを利用できない人が

トイレを使いたい！と並んだとすると

その長さは地球4周分になるといわれています。

その問題を解決しようといろいろなことに

取り組まれている方です。

トイレの環境ひとつとってみても

当たり前ではないんですよね。

世界のどこかで起きていること

ではなくて自分ごととしてとらえ

当たり前に感謝して

今自分のできることに挑戦していきたい

と改めて思いました。